性別不合の福祉系大学生、みめいのメンヘラ日記

家族の理解が得られないMtFです。これからどうなることやら……

死にたい人が精神科の実習へ行った話

お久しぶりです

みめいです

この前病院実習へ行ってきました。

着替えがないから、性別のこと言わなくても大丈夫かもしれないと思っていましたが、荷物をおいておくロッカーが男子更衣室の中・・・

毎日そこに行くのが苦痛で仕方ありませんでした。

でも、見た目が完全に男のくせに、配慮を求めるなんておこがましいような気がして、実習が終わるまで、性別に関しては何も言えずじまい。

よく顔を合わせるクラークさんにくんづけで呼ばれては辛くなり、ビーズでアクセサリーをつくるプログラムに参加したときには、「男子が参加してる笑」って言われて、毎日心をすり減らしながら実習をやりきりました。

精神科病棟でカルテを読む時間がかなりあって、性別違和で自殺企図をして強制的に入院(医療保護入院)させられた人や、うつで希死念慮が強くて拘束されている人、幻覚妄想状態で叫んで殴って暴言を吐いている人、休息目的で入院している人など、いろいろな人がいました。

特に自殺企図とか希死念慮で強制入院になる人の診察の見学をさせていただいたときには、私も希死念慮が強くて実行しかねないのに入院にならないのはなんでなんだろうって疑問に思ってしまいました。

私が死にたいと言葉にしていないから強制入院になっていないのかもしれないし、実際に事を起こさない限りは、私は健康な人間というカテゴリーに分類されるのかもしれないですね。

そんなこんなで、実習中は毎日死にたいと思いながら、休憩時間にはどうやって死のうか考えて、毎日の振り返りでも死にたくなって、頭の中は死にたいという思いでいっぱいでした。

それでもなんとか感情をさとられないように、取ってつけたような笑顔を貼り付けて、患者とも指導者ともいい印象を持たれるように気をつけました。

自分がどう思ったのかについて、ほとんど言うことができなかったように感じます。

万事そのような調子だったので、実習の評価もよくなさそうです。

性別を変えない限り、ずっとこういう生きにくさと自己嫌悪に苦しめられるのかと思うと耐えられません。

今すぐでも移行してしまいたいけど、そうも行かないというのが辛いところ。

体も全然変えられないし、もうどうすればいいのかわからなくなっています。

もう消えたいなー