性別不合の福祉系大学生、みめいのメンヘラ日記

家族の理解が得られないMtFです。これからどうなることやら……

性別違和と鏡

お風呂に入るとき、どうしても裸にならないといけないけど、自分の裸を受け入れられません。
 
私は電気を消して入浴する民だったのですが、暗いと知らぬ間にゴキブリとか、トカゲとかが入ってきて怖い思いをしたので、今は電気をつけて入っています。
 
暗いお風呂の中でじぶんのからだを何かが這い上がる感触がトラウマになりました。
 
電気をつけると自分の中途半端な体が目につきます。
 
男の骨格だけど女性の特徴も少しあるから、いろいろこんがらがって気持ち悪い体です。
 
それを見るたびに、小学生の時に助けを求めていればなぁーとか、もっと早く治療受けられなかったのかなって後悔してもしきれません。
 
入浴時以外でも、鏡を見るとわけのわからない見た目の自分が写ります。
 
道を歩いているときにガラスに映る自分は、親に買い与えられた男っぽいものを我慢して身についけている猫背のみじめな大学生です。
 
自由に生きるためには家出をして支援機関のシェルターに行けばいいし、大学の奨学金貯金もあるからギリギリ何とかなるかもしれません。
 
しかし、それを実際にやり切れるほどの自信や体力、気力はない。
 
結局、今の私にとって、ある程度我慢して衣食住と学費を確保するのが一番いい選択なのかもしれません。